2009/11/18

日常生活文化を再び豊かな日本へ!④

(3) 今一度生活の楽しさに目を向けよう!

私たち人間は、どうしても未来のどこかに豊かさが、楽しさが、あるいは欲しいものがあると考えてしまいがちですが、人生の達人は、その一瞬一瞬を楽しく充実に過ごす名人なのです。食べる時に、その食材も、料理も、器も、作ってくれた人の想いを感じ、苦労を知ろうとして食事をすると、感動、感謝、感激が生まれます。そうした日々の生活の中での“ひと時の楽しさの連続”こそが大切なのです。

一人ひとりの日本人が、そうした生活の一コマにもっと目を向けることによって、今以上に日本人の目は肥え、本当に良いモノを選び、それが結局作り手の努力を生み、良い作品が生まれ、その良い作品が再び私たちをより楽しませてくれるのです。

確かに、企業で働いたり、企業を興してお金儲けをすることも、人類の活動にとって大切な事です。でも、働く事のみが人生ではありません。もう一方で頭を働かせ、汗を流して、日々の生活の楽しさを演出する事も人生なのです。

その意味で、もう一度日本の皆さんが、いかに身分の生活を楽しく豊かにしていくかを考えてみることが大切でしょう。今そうした時に来ているのです。


飛岡 健 主宰  「WSF東京スペシャルセミナー」開催のご案内
■日時   2009年12月7日(月)18:00 ~21:00
■場所   有楽町 電気ビル 北館20階 日本外国特派員協会
■参加料  初回限定10500円 通常21000円
     
■テーマⅠ  飛岡 健
          2009年の総括と日本の新しい可能性の模索

■テーマⅡ  飛岡 健
これからのビジネスにとって何が最も重要な経営課題か

■テーマⅢ  当研究所研究員による タウンウォッチング新・珍・奇
     

■参加申込  infoアットマクークgenjinken.co.jp(アットマークを@に変えて送信してください)折り返し参加申込書をお送り致します。





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2009/11/17

日常生活文化を再び豊かな日本へ!③

(3) 豊かな日本の生活文化

それでは図に示された日本の生活文化に少し触れてみましょう。
日本の歴史に於いて、一部の支配者階層を除いて多くの人々は、それ程豊かであったとは言えません。それは、全体としての生産力が極めて低かったからです。人口全体の70~80%は農民でしたが、一人の農民の生産によって二人以下の人を養う程度しか、収穫出来なかったのです。

しかし、日本の生活文化を考える時に、生産力の低さのみでなく、禅思想の教えや原始アニミズムの教えがあったことも否定出来ません。“質素倹約”や“質素剛健”は美徳とされていたこともありました。

また江戸市中では「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたくらいに、狭い木造の長屋に多くの人々が住んでいたので、耐久消費財を必要以上に持たないで「宵越しの金を持たねえ!」の如く、大衆芸能にうつつを抜かすという事もあったようです。

いずれにしても、余り多くのモノを所有しませんが、庶民と雖も持っているモノは世界から見ると、素晴らしいデザインと装飾とが組み合わされた。そして、質の良いモノであったのです。少ないモノを巧みに活用して、“充実した日々の生活の演出”を図っていたのです。そこに“生活の工夫”があり、人間の創造力の反映があったのです。その結果として、日本人は多くの生活文化を生んできたのでした。



飛岡 健 主宰  「WSF東京スペシャルセミナー」開催のご案内
■日時   2009年12月7日(月)18:00 ~21:00
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■参加料  初回限定10500円 通常21000円
     
■テーマⅠ  飛岡 健
          2009年の総括と日本の新しい可能性の模索

■テーマⅡ  飛岡 健
これからのビジネスにとって何が最も重要な経営課題か

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2009/11/16

日常生活文化を再び豊かな日本へ!②

(2) 生活文化と芸術文化

それでは、生活文化とはいかなる定義が与えられるのでしょうか。生活文化の対極にあるのは“芸術文化”です。歴史的に見るならば、生活文化が芸術文化に昇華させられ、芸術文化がフィードバックして生活文化を再び洗練していくといった大きなダイナミズムが見られますが、ケースバイケースでその強さは変わるのです。

それでは芸術文化とは、いかなる文化なのでしょうか。難しく考えることはありません。西洋美術館での印象派絵画展や、サントリーホールやオーチャードホールでのベートーベンの演奏会、あるいは有名な陶芸作家の作品展といった場で展示されたり、演奏されたりするレベルのものを芸術文化と呼んでいます。

それに対し生活文化とは、私達の日々の生活そのものの文化です。例えば、食事の例をとれば、テーブル、食器、料理更には食事のマナー、あるいは食堂そのものや調理器具です。更には、食事の際に交わされる会話までも食文化と捉えることが出来ます。

あるいは化粧道具や化粧品、あるいは化粧の仕方も又その文化の一つでしょう。何気ない櫛や鏡の持つ装飾の中にも高い芸術性が潜んでいる。それが日本なのです。その日本の生活文化の一部を示したのが図なのです。


図 生活文化の充実した日本

図 生活文化の充実した日本


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■テーマⅠ  飛岡 健
          2009年の総括と日本の新しい可能性の模索

■テーマⅡ  飛岡 健
これからのビジネスにとって何が最も重要な経営課題か


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2009/11/13

再び日常生活文化が豊かな日本へ!①

(1) 世界は日本を見ている

世界で一番長寿な国、日本。そして世界一のグルメ都市・東京のある日本。世界第二位の経済大国、日本。特別に工業技術が進み、高品質の製品を生み出す日本。そして漫画、アニメ、盆栽をはじめ、多くの文化を醸成してきた日本。そうした日本への関心は、今日世界中で沸き起こっています。「確かに政治三流、経済一流」との表現もありますが、少なくとも非西欧国で、唯一ヨーロッパ科学技術文明のキャッチアップに成功すると共に、“戦後の奇跡の復興”をなさしめた政治は立派であったと言わねばなりません。あまりにも同一政権が続いたことによるマンネリと腐敗から、今回の政変が生じました。しかし、確かに先行きの不安は拡大しているものの、経済は未だ一流です。

その経済の躍進に乗って、日本の多くが紹介され、世界の人々に認知され始めているのです。かつてヨーロッパに於いて、ヤポニスムス、ジャパニズムという形で日本ブームが生じました。そこでは、日本人の生活の中に根ざしている文化のレベルの高さが紹介されました。

その動きの中で、ゴッホやゴーギャン、あるいはガラス工芸のフランス・ナンシー派のガレやドーム兄弟に多大な影響を与えたことはご存知ですね。

そして、今日でも前述の漫画、アニメ、寿司に加え、弁当も畳も錦鯉など、多くの生活文化が海外の人々に受け入れられ始めています。

しかし問題があります。それは、肝心の日本人が、あまり日本の生活文化に関しての意識が高くないのです。日本人の生活文化が、いかに素晴らしいものであったかについて少しここで振り返ってみましょう。



飛岡 健 主宰  「WSF東京スペシャルセミナー」開催のご案内
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          2009年の総括と日本の新しい可能性の模索

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これからのビジネスにとって何が最も重要な経営課題か


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2009/11/09

日本人の三つの心の原風景④ ―― 恥ずかしい・もったいない・すまない

(4) もう一度日本人の心の原風景を取り戻そう! ―― 和道の勧め

私は、「恥ずかしい」「もったいない」「すまない」etc. といった日本人の心の原風景が、日本人を世界的に見ても素晴らしい民族に育て、「和をもって尊しと成す」の教えの如く、日本(大和)に調和した社会をもたらし、人々を平和にしてきたのだと考えます。三つの和「大和、調和、平和」こそが、日本人のこれからにとって大切であり、それを日々願って自らを律していくのが「和道」だと考えています。

今、『和道言論』という本を書いていますが、どうか皆さんも、この「和道」を考えて意識してください。その中心となるのは「恥ずかしい」「もったいない」「すまない」という三つの言葉なのです。


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