FC2ブログ
2009/08/06

日本の政治家の資質とは何なのか?

7月22日の解散によって、2009年8月30日に行われる衆議院選挙の幕が切って落とされた。それにしても、自民党の政治家の資質には、がっかりさせられる。

民主党のマニュフェストが出た時に、閣僚クラスがその財源問題を一斉に批判したが、批判というのはあくまでも自己批判の上に他己批判があるべきなのだ。今迄800兆円もの借金を国民に負わせている自民党政権と官僚機構は、民間であれば役員総辞職であるにもかかわらず、誰一人としてこの800兆円の借金に対して職を辞する者もいないし、責任を取る者もいない。国民一人当たり約600~700万円の借金を作ってしまったのに――。

それを総括して、どのように対応するかの対処こそをしっかりと提示することなく、民主党の案にケチをつけている姿は、まさにナンセンスであり、滑稽である。

しかし、それでは民主党が完璧かというと、これまた不完全極まりない。何よりも国民におもねり、国家として何をやるかばかりのマニュフェストを出し、国民が何をすべきかは出してはいない。
かつて、「国が国民に何が出来るかではなく、国民が国に何が出来るかこそが大切である」というケネディ大統領の演説があった。自民党政権が、過去の遺産と未来の財産を共に食い潰す形で今日の行き過ぎた大衆消費社会を構築してしまったことを民主党は国民に訴え、未来の為に、今国民は自ら何をすべきかを訴える時なのである。

国民に安易な形の政策を提案するのみで、人気取りばかりを行う政治家ばかりになってしまったのは、何故なのだろうか。政治家であることに綿々とする人物が殆んどであり、真に明日の日本の礎を築いていこう、その為には自らの政治生命をかけていくという人物が少ない。

そうした中で、横浜の中田市長の任期前の辞任は、見ていても気持ちが良かった。既に3期目は立候補しないと公表しているので、残りの半年位はレームダックとなり、職員も応援をしなくなり、政治の空白が出来るし、独立して市長戦を行うと11億円かかる。それが8月30日に同時に行うと、1億円で済み、市としては10億円の支出を抑えられることになるという。

そうしたこともさることながら、今のこの時期こそ、地方分権の流れを大きく強める絶好のチャンスと捉え、その為に全力を注ぐ時なのだ。まさに「チャンスに脱兎の如く」の諺のようであり、実に感動的である。今立ち上がらねば、この国は数年で大きく滅びる方向へ動くという認識は、微温湯につかってしまっている日本人には、なかなか判りにくいことかもしれないが、そうした強い思い込みが歴史を動かす原動力なのである。

多くの政治家よ、中田氏を見習え。自分の頭で考え、自分の目標に向かって動き出せ。それこそが国民の負託に答えることなのだ。そして、国民におもねるのを止め、末永い日本の繁栄の為に、もっと国民に厳しい試練を言い渡せ。それこそが真の勇気であり、愛国心なのだ。
 
     2014-01-14_215955.jpg
スポンサーサイト



政治 | Comments(0) | Trackback(0)
 | HOME |