2009/09/24

全てのものがより豊かに!

私は、もう60歳代の半ばに突入したが、毎日が若い頃よりも新鮮に感じられるし、より豊かに映る。音楽を聴いてもより感動するし、本を読んでも行間から飛び出してくるものが多いし、より深い味わいを感じる。ニュースを見ても、その奥にある人間の営みが切々と伝わってくる。何故だろうか?

その一つは、どんどん短くなる人生の残された時間の中で、今迄以上に深く味わいたいとの要求が強まっているからだろうか。更に“ありがたい”“もったいない”という感覚が研ぎ澄まされてきたからなのだろうか。

元々私は人間が好きである。人の行うことは何でも興味があるし、人間として生まれてきたことに、いや生命体として生まれてきた事に深く感謝しているのである。私は元々、自然科学を学んだ。その結果としてゾウリムシや鞭毛虫類のような単細胞生物ですら凄まじい能力を持っていることを学んだ。その上に数兆個の細胞から成立するのが人間であり、考える力を与えられた生命体なのだ。それだけで人間は凄いと思うのである。

従って、人間が歴史の中で築いてきたものには、深い関心がある。でも余りにも巨大な遺産が多過ぎるので、七十数年の平均寿命では、不足過ぎるのである。
私は欲張りだ。何故なら、人間が考えた事を全て知って死にたいなどという大きな夢を持っているからである。

芸術でも、哲学でも、科学でも、人間が知った事を全て知って死にたいのである。従って、私はこの歳になっても一生懸命勉強する。あらゆるものを見、あらゆる事について考え、視界に入ること全てに思いを巡らす。

しかし、人間の築いてきた遺産は余りにも大き過ぎる。いかにその大志は大きくとも、時間が足りない。その中でやり残したまま死んでいくのであろう。でも事実を否定しても、悔やんでも、何も始まらない。益々と死が訪れる迄、人間の遺産を紐解き続けるしかないのである。

でも、常に古の人間の努力に触れるにつれ、新鮮な感動が訪れてくることが何とも心地良い。謝々。



     

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■場所   有楽町 電気ビル 北館20階 日本外国特派員協会
     
■テーマⅠ  スペシャルゲスト 四竃 正夫氏 
                     義道列伝五 「道義つっぱりタイプの男、季札。そして、壮大なスケールで展開される母の愛、赤眉の戦い」
■テーマⅡ  飛岡 健
        民主党の勝利の原因分析と変革の動向について

■テーマⅢ  当研究所研究員による タウンウォッチング新・珍・奇
     
■参加申込  infoアットマクークgenjinken.co.jp(アットマークを@に変えて送信してください)折り返し参加申込書をお送り致します。


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