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2009/11/05

日本人の三つの心の原風景 ② ―― 恥ずかしい・もったいない・すまない

(2) もったいない

「物を大切にする日本人」というイメージは、いつ頃からかわかりませんが、消えかかっているのではないでしょうか。昔は、包み紙一つにしても、紐や水引で留められていたので、上手に開いて大切にとっておきました。最近では機能オンリーになり、糊やテープで貼ってしまうと上手にはがせないので、結局破いてしまうことになるケースが多いのです。

日本人は、その昔本当に物を大切にしていました。納戸の中に多くのものをしまい、保存して、いつしかの再利用に備えていたのです。しかし、大量生産、大量消費と住宅の狭さは、そうした日本人の素晴らしい心をも砕き、今や「もったいない!」という意識は霧散してしまったのではないでしょうか――。

スーパーやコンビニや食堂、レストラン、そして家庭から排出される食品、食糧をはじめとする日々の莫大なゴミ、まさに「もったいない!」の日本人の美徳は、消失せしめられているのです。

アフリカの環境保存の運動をしていたケニアのワンガリ・マータイ女史が、ノーベル平和賞を受けましたが、その彼女が日本語の「もったいない!」を世界に広めてくれました。「日本にはとても素晴らしい言葉があるではありませんか! もったいない!!という」と話された時には、ちょっとショックを感じさせられました。


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和道 | Comments(0) | Trackback(0)
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