2009/10/27

日本の先行きへの不安 ―― 日本沈没は間近に ―― ③

(3) それではどうしたら良いのか

このまま日本が沈没していくのを私は快しとしません。何とか我々の子供や子孫代々に「繁栄した日本」を残してやりたいと思うのです。それには、

悪いところを直すよりも、良いところを伸ばして相対的に強くなること!!



なのです。まだまだ日本には、世界的に見ても強いところが沢山有ります。それをしっかりと自覚して、そこを更に伸ばして世界の中での立場を作っていくことです。

何よりも「経済一流、政治二流」と言われますが、国民の心の中には、総理大臣とりも上の天皇が象徴として控えており、日本人の精神の安定に大きな役割を果たしていることは否定出来ない事実でしょう。
日本の強い箇所 


第二に、八百数十兆もの国、地方の借金があると言えども、未だ世界第二位のGDP大国であるし、1500兆弱の個人金融資産残高もあるし、法人資産残高も国をはじめとする公共の資産も、世界的に見て高いレベルで残っているのです。これをいかに巧みに投資的経費として活用出来るかが鍵なのです。

第三に、世界一の自動車会社トヨタ、そして次いでホンダ、日産、マツダ、スズキの如く世界に冠たる自動車産業があるし、任天堂のwii、ソニーのPLAYSTATION®3等の如く、世界のゲーム市場を支配するゲーム機器もまだ頑張っています。世界の原子力産業に関しても、多くが日本企業のものとなっているのです。まだ伸ばせる分野は伸ばしていくことです。

第四に、世界一品質に厳しい消費者がいる市場としての日本市場があり、必然的には客が企業を育てる形で、良い商品を生産する良い企業が育ち易いです。しかし、厳しい競争市場が残っています。

第五に、何よりも豊饒な自然があります。本当に日本人が真剣になれば、食糧自給率も80%位迄上げられる筈なのです。まだ、その覚悟が出来ていないだけなのです。


第六に、日本人が歴史の中で培ってきた日本文化の存在です。衣・食・住・遊・学etc.全ての分野に於いて、日本人は世界に対して誇れる文化を築き上げてきました。未だこうした文化は細々ではあるますが、厳然と残っています。

日本文化の世界的拡がり 

しかも、今日世界では“New Japanism”あるいは“”Neue Japonisme“とでも言える動きがあり、世界一長生きをし、平和な国家日本に注目しているのです。

第七に、日本人の精神の深いところに位置する精神性です。それは、日本の豊饒なる自然が我々日本人に植えつけれくれたもので、第二次大戦後の半世紀強の時間では壊れるものではないでしょう。それは、“自然崇拝”であり、「もったいない」という精神です。

現実的には、日本人は世界的に見ても無駄を排出している民族と言わねばならないでしょう。コンビニやスーパーあるいはレストランや自宅での食品の無駄は、世界的に見ても目に余ります。しかし、一旦国家としてその点の矯正に向かうべく走り出した時、日本人のその深いところでの精神性が鎌首をもたげてきて、その「もったいない」「有難い」という感謝の念が拡がるものと期待したいと思います。

その他多くの日本の可能性がありますが、何と言っても日本の良いところ、強いところをもっと良くしたり、強くしたりして、日本の今日の弱点を薄めて、相対的に強くしていくことなのです。日本の将来の為に、一緒に努力しましょう。


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