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2009/11/17

日常生活文化を再び豊かな日本へ!③

(3) 豊かな日本の生活文化

それでは図に示された日本の生活文化に少し触れてみましょう。
日本の歴史に於いて、一部の支配者階層を除いて多くの人々は、それ程豊かであったとは言えません。それは、全体としての生産力が極めて低かったからです。人口全体の70~80%は農民でしたが、一人の農民の生産によって二人以下の人を養う程度しか、収穫出来なかったのです。

しかし、日本の生活文化を考える時に、生産力の低さのみでなく、禅思想の教えや原始アニミズムの教えがあったことも否定出来ません。“質素倹約”や“質素剛健”は美徳とされていたこともありました。

また江戸市中では「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたくらいに、狭い木造の長屋に多くの人々が住んでいたので、耐久消費財を必要以上に持たないで「宵越しの金を持たねえ!」の如く、大衆芸能にうつつを抜かすという事もあったようです。

いずれにしても、余り多くのモノを所有しませんが、庶民と雖も持っているモノは世界から見ると、素晴らしいデザインと装飾とが組み合わされた。そして、質の良いモノであったのです。少ないモノを巧みに活用して、“充実した日々の生活の演出”を図っていたのです。そこに“生活の工夫”があり、人間の創造力の反映があったのです。その結果として、日本人は多くの生活文化を生んできたのでした。



飛岡 健 主宰  「WSF東京スペシャルセミナー」開催のご案内
■日時   2009年12月7日(月)18:00 ~21:00
■場所   有楽町 電気ビル 北館20階 日本外国特派員協会
■参加料  初回限定10500円 通常21000円
     
■テーマⅠ  飛岡 健
          2009年の総括と日本の新しい可能性の模索

■テーマⅡ  飛岡 健
これからのビジネスにとって何が最も重要な経営課題か

■テーマⅢ  当研究所研究員による タウンウォッチング新・珍・奇


■参加申込  infoアットマクークgenjinken.co.jp(アットマークを@に変えて送信してください)折り返し参加申込書をお送り致します。




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和道 | Comments(0) | Trackback(0)
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