2011/03/11

3月 三つの視点

(1)お雛様に思う  ― 女性上位の時代にどう捉えるのか ―
 3月3日桃の節句がいつもの如く年中行事として訪れてくる。今年は私の中では、20代の女性の平均賃金が同世代の男性の賃金を上回ったという話と、失業率がここ暫く男性の方が高いという統計データが、女性の節句と連動してくる。しかも20代の男性の2~3割は女性に働いてもらって、自分は家事をして妻を待ちたいという主夫願望があるのだという。女性が強くなったのか、男性が弱くなったのか、だとすればお雛様はもう少し違った捉え方をしなければならないのかもと思うのである。年中行事の意味と内容は時と共に移って行くことを正しく知ることが大切のようである。

(2)人生のはかなさ  ― 神よ汝のたわむれか! ―
 かつて訪れたニュージランドのクライスチャーチが大地震に遭い、日本からの留学生がそこで生き埋めとなり、多くが死亡してしまった。若い希望に満ちた人々が将来の事を考え、勉強しようと赴いた学びの地が永眠の場となってしまった訳である。かつてドフトエフスキーの如く「神よ 汝のたわむれか?」と叫びたい衝動にかられるが、結局天変地異の前に人間は無力であり、このような大惨事の時には成す術が無いことになる。ただ、歴史を学ぶにつれて、人類の神との関わりの巨大さに圧倒されるのである。今回の災害に対しては、ただその冥福を祈るのみである。

(3)家貧しくて孝子息子出ず!  ― 豊かな日本に登場するのか? ―
 昔から日本には「家貧しくて孝子息子顕る」という諺がある。今の日本は世界的に見ても豊かであり、餓死する人は殆どいない。しかし、今日本をしっかりと引っ張っていく孝子息子が出てこないと、その将来に暗雲が立ち込め始めているので、厳しい状況になってしまうであろう。しかし、この豊かさの中からはなかなかそうした人材は登場しないであろう。ではどうすれば良いのか?世界から借りてくるのか、再び日本が貧しく成るのを待つのか?考える所である。
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