2014/02/27

飛岡健の未来予測塾: 11月 三つの視点

(1)高野山の人気
最近の流行を観察してみると、“温故知新”という言葉を思い出す。それは高野山が今、外国
人に人気があり(年間 4 万人 5 年間で3 倍に)、訪れる人が急増しているそうだ。高野山自体の
宗教的雰囲気、そして世界遺産への認定、ミシュランの紹介等々理由が挙げられるが、お墓
のツァー、英文での案内、英語での法話、精進料理をフランス版にしたりとか、様々に現代版
に改良して来訪客の人気を得ている。常に故を認め、新しい知を導入して伝承を伝統にして
いく努力が人々の共感を呼ぶのであろう。


(2)ガチャガチャの現代版
子供の頃に100 円か、200 円を入れて前面のパネルのハンドルをガチャガチャと回すと、プラ
スティックの容器に入った人気商品がコトンと落ちてきた。まさにその“ガチャガチャ”が今また
人気を博している。それもガチャガチャで育った大人達向けての商品である。その一つは「コ
ップのフチ子」さんと言い、OL 風の女性が腰をかけたり、ぶら下がる姿勢を取るフィギアで、 様々な容器のフチに添えて「たたずむ」姿を楽しむ人形だが、これを応用した遊び方が、
TwitterやFacebookで話題となり、書籍の出版や写真展の開催となった。それだけではなく、 その他実に多くのカブセルの中に入れられた商品が開発され、売られている。これも世代の
サイクルをしっかりと捉えた温故知新ビジネスである。


(3)大人向けのサンリオ商品
サンリオ商品で幼少期を過した大人達が、自分達が親になって、子供にサンリオ商品を与え
ると共に、自分も一緒に楽しんだり、子育てを自分の生活を少し楽しむようになった大人が、 自分の年令に向けて開発された傘やレインコートや多くの商品を楽しむようになっている。こ
れも(2)のガチャガチャと同じように故きを新しきに改めた一つの例であろう。そのように温めて
いた故きを新しい知を加えてその時代に合わせたものが流行しているのが現代である。それ
は“女時”の一つの姿とも捉える事が出来るようだ。
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