2014/03/07

2012年6月 三つの視点 by 飛岡健

(1) 角を矯めて牛を殺す - 自縄自縛 -
兎角日本人は生真面目な民族である。一端お上が何らかの規則を設ける、規制を指示
するとそれを順守する。その結果として最近の日本社会は少しはみ出して規制概念に
反する事に挑戦する若者や野心家が少なくなって来ており、新しい時代を作ったり、
新しい時代に適応していく能力を弱めている。今日の日本社会は自ら作り出す規制や
規則によって自縄自縛になっているのだ。まさに「角を矯めて牛を殺す」の教えの通
りになりつつある。もう少し規制の枠を緩めるか、はずして挑戦心の可能性やエネル
ギーを強める事が必要である。


(2)「寄らば 大樹の陰」の危険
それと同時に今日の日本人は大変に安定志向が強く、役人になりたい人や安定した企
業に就職しようとする若者が増えているし、それを家族が後押し、いや引っ張ってい
くのである。(1)でも述べて如く、「虎穴に入らずんば 虎子を得ず」であり、もっとベ
ンチャーを大切にすることであり、人生を冒険的に生きることを尊重する風土を醸成
していくことが大切である。


(3) 資格とは既成業者中での既得権
「大学のカリキュラムに入って教えられるようになると、それは専門職とは言えなく
なる」との言葉がある。あるいは「業界団体が出来たら、それはもうベンチャーでは
ない」とも言われている。あるいは「法律が出来たら既に規制する対象は成熟してい
る」とも語られる。同時に資格ということに関しても、資格とは既成の制度の中での
権威付けであり、全く新しい世界では資格などというものは無く、ある面で自由に振
舞える時代である。余り資格社会になると社会は停滞してしまう事になる。
関連記事
スポンサーサイト
     2014-01-14_215955.jpg
未来予測 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示