2014/03/10

2012年11月 三つの視点 by 飛岡健

(1) 原点に帰ろう -先人企業家達の考え、哲学を学ぼう-
今世界で一番冷蔵庫や洗濯機を製造しているハイアールが7年間赤字を続けていたタイのサン
ヨーの工場を買収し改善した結果、早くも黒字化したという。そのハイアールの張 CEOは何よ
りも松下幸之助翁の“水道哲学”から学び、「いかに安く 早く 良いもの」を人々に使っても
らって生活を豊かにするかを実践してきたという。また京セラ稲森和夫会長の著書が愛読書で
あり「不況の時こそチャンス」との言葉の下に、常に状況を改善し、新しい時代のニーズに向
けて経営を合理化すると共に、研究開発を続けているという。それに比べて日本の企業は官僚
化し過ぎたようだ。多くの海外の研究者や企業がかつての日本経営者を尊敬し、そこから教え
を学んでいたのにも関わらずである。


(2) ハイブリット思考術の時代 -もっと他流試合を-
私は以前、異分野の掛け合せの方法論として『ハイブリット思考法』という本を書いたが、ま
さにこれからは今まで分断されていた科学、セクション、サービス等が掛け合わせたり、結合
化する時代となってきている。そうした時代状況はまさにハイブリッドの時代であり、ハイブ
リッド思考が大切となってきている。自らの世界や環境を一度飛び出し、他流試合をすること
が強く求められているのが今日という時代である。


(3) 日本に新しいベンチャーブームが -フリーターの成果が!-
時代というものは興味深い。一見するとフリーターは我侭な人間の行うことのように見られて
いたが、そうした中に大企業の中で自分のしたいことをやらせてくれないので、自分でやって
いこうとの選択をした良い意味での自己中心者がかなりいて、それらの若者達が大企業をスピ
ンオフして、ベンチャーを起こすケースが増えてきている。そして成功した人が生まれるよう
になっている。逆に大企業もそうしたケースから学び、より自由な新商品開発の風土を形成し
つつあるようだ。それはひょっとしたら日本発のベンチャーを多く生み出す気配を示してい
る。ということはそうした気運を巧みに高めるように政策的舵取りすることが望まれるのであ
る。
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