2009/07/10

都議会選 ―― 次の国の形を考えた政党

私の知り合いに都議会議員が居るので、その知人達の動きの中から、東京都議選について話をさせていただきたいと思う。

何よりも公明党は、東京都議会に於いて与党であり、副議長の椅子は公明党の定位置になっているようだ。私の知人も副議長をしていた。その公明党が、今回の都議会選に於いて、今迄以上に真剣な斗いをしている。

しかし、選挙の時期のタイミングや国政との関わりに於いて、かなり難しい選挙となっているらしく、私のところへの連絡は途絶え気味だ。ひょっとして私が他党応援であると思っているのかもしれない。

何よりも今回の選挙で、民主党や他の野党に過半数をとられると、公明党は野党に下野することになる。ということは、自民党といつまでも共闘していて良いのかどうかも強く考えざるをえない。公明党は、出来れば与党でいたい大きな理由がある。言わずもがなの話であるが。

さて麻生首相は、静岡知事選で敗れても、その悔しさを表情に時折出すものの(正直ですね!)、言葉で地方選が国政に及ぼすことなどないと語る。これこそ民主主義を理解していない人の語る言葉で、こういう事を平気で言う人が首相でいること自体が不思議でしょうがない。今や県や市町村レベルの議員をしっかりと押さえねば、国政レベルでも斗えないのだ。

従って、今日のように自民党の領域であった多くの農村部に風穴が空いてしまっている状況では、いくら民主党を不祥事で攻めても選挙には勝てないであろう。やはり、自民党として「明日の国の形」をしっかりと提示し、国民に夢や希望を与えられることが不可欠なのである。

ちなみに、自由民主党という名称そのものが、明治維新の頃の「国の新しい形」のスローガンなのだった。吉田松陰が、高杉晋作をはじめとする門弟に「新しい日本の国の形は、人々が自由に国政に参加し、民が主となる政治を行う形である」と説いた。それこそが、自由民主あるいは自由民権の教えであり、その頃だからこそ意味があったのだ。しかし、今の日本ほど、自由で民が主の国はないのではなかろうか。その意味で「次の国の形」を考えた政党が登場してくるべきなのだろう。
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