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2010/10/01

日本は30年掛けて。真のリーダーの育成を!

(3)国民に厳しい事の言える政治家と未来の描像能力のある人物

 昨日(2)で述べた事を実際に行うとすると、今生きている人々に対して厳しい事、例えば「皆さんの子孫の為にしっかりした経済基盤、社会基盤、政治基盤を再構築して引き渡しましょう。その為には今生きている人々の血と汗と涙、将来の為の努力が不可欠です。日本国民の皆さんが全て、将来の日本を考え、我々の子孫が代々栄えて生きられるべく努力をして下さい」と厳しい要求を国民に求められるリーダーが必要なのです。

 その為にも必要な事は“明日の日本の国の形”の描像なのです。30年後に日本という国が世界の中でどのような位置付けの国となっているかをハッキリと国民の目の前に描き出すことなのです。

私は、日本は「技術と文化と教育の国」というイメージを持っています。

 何もハイテクのみでなく、今日の日本の農業、流通業、サービス業や社会システムの清潔さや安全さを守る技術まで多くの優れた技術のある国です。

 そして何よりも世界の真の教養人達が感心する日本文化の神髄であり、何よりも元々あった日本人の勤勉性です。そうした能力を教育により再生させていく事こそがこの国の将来の姿なのだと思います。
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2010/09/16

9月の三つの視点

(1)社内公用語を英語にした楽天の英断
 外資の入った日本企業の役員会が公用語を英語にしているケースは既に在ったが、一般の日本企業で社内の公用語を英語にしたケースは楽天が初めてである。経済産業省等もいかにグローバル人材を育てて、グローバル化に対応するかを政策的に実行し始めたが、今や世界ではマルチランゲージで話せる人材が当たり前のようになってきている。グローバル化に対応するには公用語を習得することは最低限の条件であるが、内向き思考の日本の若者達にそれを実践させるにはなかなか難しいそうである。日本の将来は暗いのだろうか!

(2)青春 朱夏 白秋 黒冬  四季の色への注目
 季節を表現する色があるが、秋は白秋である。涼しい空気と高い天を突き抜ける感じの秋の空、そして秋の夜の月は何となく白々としている感じもする。こうした秋の色は白である。まさに北原白秋の白秋こそが秋の色なのである。夏の朱(赤)から、冬の黒に向かう間に色が入るということがそのコントラストが興味深い。処々のものが日本では冬支度し、葉は落葉するし、多くの冬眠する動物は、その体内に出来るだけの栄養を取る為に丸々と肥えるケースが多い。我々人間にとっては、食欲の秋、文化の秋、スポーツの秋、学問の秋等々のように一番の活動の時期である。日本の秋を十分に堪能して欲しいものである。

(3)変化し始めた日本
 本当に「意志決定のスピードの遅い国日本」である。しかし一度全体としての認識が形成されると、その組織的動きはかなりのスピードで動くのも日本である。遅ればせながら日本社会が様々にグローバル化や高度情報化社会に対応するべく動き始めたようである。中国、韓国や多くの動きの速い国に対して、日本の企業が本腰を上げ始めた。果たして先行者利益を得ているそうした国に対して、どこまで追従出来るかは判らないが、そうした動きが強まっていることを知ると共に、WSFの会員はそれに乗り遅れないようにして欲しい。国内的にも二極分化が強まり、今以上に勝ち組、負け組みが登場するからである。


 私が主宰をしております未来予測塾WSFにおいて、毎月三つの視点を会員の皆様に提示をしております。
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2009/10/27

日本の先行きへの不安 ―― 日本沈没は間近に ―― ③

(3) それではどうしたら良いのか

このまま日本が沈没していくのを私は快しとしません。何とか我々の子供や子孫代々に「繁栄した日本」を残してやりたいと思うのです。それには、

悪いところを直すよりも、良いところを伸ばして相対的に強くなること!!



なのです。まだまだ日本には、世界的に見ても強いところが沢山有ります。それをしっかりと自覚して、そこを更に伸ばして世界の中での立場を作っていくことです。

何よりも「経済一流、政治二流」と言われますが、国民の心の中には、総理大臣とりも上の天皇が象徴として控えており、日本人の精神の安定に大きな役割を果たしていることは否定出来ない事実でしょう。
日本の強い箇所 


第二に、八百数十兆もの国、地方の借金があると言えども、未だ世界第二位のGDP大国であるし、1500兆弱の個人金融資産残高もあるし、法人資産残高も国をはじめとする公共の資産も、世界的に見て高いレベルで残っているのです。これをいかに巧みに投資的経費として活用出来るかが鍵なのです。

第三に、世界一の自動車会社トヨタ、そして次いでホンダ、日産、マツダ、スズキの如く世界に冠たる自動車産業があるし、任天堂のwii、ソニーのPLAYSTATION®3等の如く、世界のゲーム市場を支配するゲーム機器もまだ頑張っています。世界の原子力産業に関しても、多くが日本企業のものとなっているのです。まだ伸ばせる分野は伸ばしていくことです。

第四に、世界一品質に厳しい消費者がいる市場としての日本市場があり、必然的には客が企業を育てる形で、良い商品を生産する良い企業が育ち易いです。しかし、厳しい競争市場が残っています。

第五に、何よりも豊饒な自然があります。本当に日本人が真剣になれば、食糧自給率も80%位迄上げられる筈なのです。まだ、その覚悟が出来ていないだけなのです。


第六に、日本人が歴史の中で培ってきた日本文化の存在です。衣・食・住・遊・学etc.全ての分野に於いて、日本人は世界に対して誇れる文化を築き上げてきました。未だこうした文化は細々ではあるますが、厳然と残っています。

日本文化の世界的拡がり 

しかも、今日世界では“New Japanism”あるいは“”Neue Japonisme“とでも言える動きがあり、世界一長生きをし、平和な国家日本に注目しているのです。

第七に、日本人の精神の深いところに位置する精神性です。それは、日本の豊饒なる自然が我々日本人に植えつけれくれたもので、第二次大戦後の半世紀強の時間では壊れるものではないでしょう。それは、“自然崇拝”であり、「もったいない」という精神です。

現実的には、日本人は世界的に見ても無駄を排出している民族と言わねばならないでしょう。コンビニやスーパーあるいはレストランや自宅での食品の無駄は、世界的に見ても目に余ります。しかし、一旦国家としてその点の矯正に向かうべく走り出した時、日本人のその深いところでの精神性が鎌首をもたげてきて、その「もったいない」「有難い」という感謝の念が拡がるものと期待したいと思います。

その他多くの日本の可能性がありますが、何と言っても日本の良いところ、強いところをもっと良くしたり、強くしたりして、日本の今日の弱点を薄めて、相対的に強くしていくことなのです。日本の将来の為に、一緒に努力しましょう。


飛岡 健 主宰  「WSF東京スペシャルセミナー」開催のご案内
■日時   2009年11月2日(月)18:00 ~21:00
■場所   有楽町 電気ビル 北館20階 日本外国特派員協会
     
■テーマⅠ  スペシャルゲスト 四竃 正夫氏 
                     義道列伝 六 ~ 人生において何を宝とするか。武を超越する義、荀巨伯。そして、浜田 広介『泣いた赤鬼』における侠の心

■テーマⅡ  飛岡 健
        最近の技術動向とその読み方とビジネスへの影響

■テーマⅢ  当研究所研究員による タウンウォッチング新・珍・奇
     
■参加申込  infoアットマクークgenjinken.co.jp(アットマークを@に変えて送信してください)折り返し参加申込書をお送り致します。


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2009/10/15

日本の先行きへの不安 ―― 日本沈没は間近い ―― ①

(1) 日本人は日本の将来を真剣に考えなくなったのでは?

最近、私は大いなる不安を抱くことが多くなりました。戦中に生まれ、この身を通して戦後の奇跡の復興を体験し、その渦中に生きてきた訳です。しかし、ここ10年間位、どうも日本はこのままでは危ないのではと感じるようになってきたのです。

その理由は、第一に愛国心の薄れです。確かにスポーツや、その他国際レベルでの大会があると、そこでは日本人選手や代表を応援しますが、日本の防衛とか日本の政治になると、極めて無関心である人が増えているのです。昔からよく語られる話ですが、「国民が政治に無関心になった時、その国の将来は危うい」のです。

それでは、何故日本人は愛国心を弱めてしまったのでしょうか。その第一は、やはり戦前迄の軍部独裁の全体主義的政治とその結果としての第二次大戦の敗北が挙げられます。仮に勝利していれば、もっと愛国心教育そのものが高まっていたことでしょう。

そして、民主主義を標榜するアメリカの占領下にあったことです。アメリカは、意図的に日本人の国家としての連帯を弱め、日本人が再び全体主義に走らないように誘導したのです。その具体例は憲法です。そこには一人ひとりの国民の権利は、“主権在民”を体現するべく、権利各項が沢山揃っています。しかし、本来、社会に於いては、権利と義務は表裏一体の筈であるのに、義務各項は僅かしか有りません。

そうした憲法の下で育てば、一人ひとりの国民はわがままになり、「国やお上が何かをしてくれる」との既成観念を持ち、「自分が国の為にどのように役立つのか」といった考え方は弱くなってしまうか、全く持たなくなってしまいます。

まさにそうした状況を呈しているのが、今の日本と言えるでしょう。多くの人が、“take & take”の意識を持ち、周囲の人への甘えの意識のみを持ち、“give & take”、即ち自らが、友人、家族、地域、国へ何かをgiveし、その後にtakeがあれば良いとは考えないのです。

こうした事は、多くの人が指摘していることですが、私があえてここで筆をとったのは、このままでは日本の未来は確実に駄目になるとの危機感を抱くようになったからです。おそらく悠久の歴史の中で、何度か日本の危機は元寇やペルーの来航のようにありましたが、今回はハッキリと敵が見えにくいので余計に厄介なのです。                                                                                                                                                                                                                                                         

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2009/06/07

GMの国有化に伴う3つのシナリオ②

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その一つはこれから自動車が電気自動車になると(その途中にハイブリッド車の時代がしばらくあります。)何よりも重要なポイントは
 
・ 電池性能のよいこと
・ スペースが自由なった分、デザイン余地が非常に大きくなる。
・ 将来的には燃料電池の可能性も
・ アセンブル(組立)が簡単になるので多くの他企業の参入の可能性
・ etc.
 
といったとこでしょうか。
また、もう一つのポイントは、既にアメリカ社会の人件費等が高くなっていることで、社会規制が強いので、アメリカでの生産そのもの、ひいては工業生産そのものが、特別のもの(付加価値の高いもの)を除いては投資が合わなくなっていることです。(1974年以降)
 
こうした点を併せて考えてみると、A,B, Cのどのシナリオが最もあり得ることとなるのでしょうか?是非考えてみて、その答えを教えて下さい。それから私の答えをお教えしましょう。
 
 
 


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